日経新聞で、面白い見出しが目に留まりました。
見出しの内容は『花粉症花粉症、がん発症リスクを低減』というものでした。
ガンは日本人男性の3人に2人、女性でも2人に1人が罹患する「国民病」だそうです。
花粉症も日本人の4割近くが苦しめられているそうです。
かくいう私も、小学生の頃から花粉症(昔はアレルギー性鼻炎と言われていましたが)には非常に苦しめられております。
例年、周囲の花々よりも先に、自分の鼻喉が春の訪れを察知しているくらいですから。
そんな花粉症がプラスになるのであれば、少しはこの苦しみも緩和するというものです。
ざっくりと記事の内容を抜粋してみると…
・ がんは全体で約6割、早期であれば9割が完治
・花粉症は一度発症すると完治はまれ
・ がんは遺伝子の「経年劣化」と免疫力の老化によって年齢とともに増える病気
・花粉症は最も多いのが10歳代であり、年齢とともに有病率・重症度は低下していく
・そもそも花粉症とは異物に対する免疫の過剰な反応で起こっている
・過剰な免疫反応が起きている花粉症の人は、がん細胞を未然に退治する「免疫監視機構」の働きも強まっている可能性がある
特に、最凶のガンである「すい臓がん」のリスクが低下するとの研究結果が増えているとの事です。
ふむふむ…つまり「花粉症がひどい人ほど、がんのリスクが下がっている」ということなんですね!
花粉症は年齢とともに症状は緩和しますが、完治することはないので、
ある意味、私はずっと花粉症に守られている、という解釈もできますね。
また、お酒が飲めますね(笑)
花粉症に苦しんでいる人はとても多いので、
とってもいいニュースなのではないでしょうか。
参考:日本経済新聞 2023.3.22 夕刊『がん社会を診る 花粉症、がん発症リスクを低減』