今回のコラムは、出産時に役所に提出する資料について書いていこうと思います。

というのも私事ですが、ちょっと前まで私が3ヶ月ほど男性育休を取得しており、その際に「出産のタイミングってこんなにたくさんの提出資料があるんだな…事前に把握しておけばもっと楽だったな…と」痛感したもので…。

この記事が皆様の一助となれば幸いです。それでは早速みていきましょう!


①出産届

☆子どもが産まれたことを伝える届出です。まずはこれが最優先!

  • 産まれてから14日以内

→お子様の氏名の記載が必要ですので、14日以内に名前を確定しましょう。

  • 子の出生地・本籍地又は届出人の所在地の市役所,区役所又は町村役場

→私は東京都在住で、妻の里帰り出産で大阪で届出しましたが問題なく通りました。

  • 出生届、出生証明書(医師または助産師が作成したもの。出産した病院が発行してくれます)
  • 母子健康手帳
  • 本人確認書類(運転免許やマイナンバーカード)
  • 印鑑(任意になりましたが、あると安心)

②出生通知書

☆各自治体がこんにちは赤ちゃん訪問や育児サービスなどの対象者や住所を把握するための届出です。出生届とごっちゃになりやすいのでご注意を!

東京都ではこんにちは赤ちゃん訪問を受けることで、10万円相当のカタログギフトをもらえるので忘れずに!

  • 産まれてから14日以内
  • お住まいの市区町村の保健所や保健センター

③扶養届

☆これは会社に依頼すれば、手続きをしてくれるケースがほとんどだと思います。後述する手続きなどにお子様の保険証が必要となることが多いので、会社への連絡を忘れずに!

  • 出生後、なるべく早めに
  • 会社(もしくは健康保険協会か健康保険組合)
  • お子様のマイナンバーか住民票

(マイナンバーの通知カードは出生届を提出後、3週間ほどかかるので住民票の添付が早いですね。)


④児童手当

☆月額で手当がもらえる申請です。申請が遅れると遅れた月分の手当を受けられなくなるので、こちらもお早めに!

  • 出生の翌日から15日以内
  • 現住所の市区町村(里帰り出産の場合でも、現住所への申請となるので注意!)

→こちらも電子申請がオススメです。

  • マイナンバーカード(保護者)
  • 申請者(赤ちゃん)の保険証の写し
  • 手当の振込先の銀行口座情報

※各市町村によって必要なものが多少異なるので、事前に確認を!


⑤乳幼児医療費助成制度の申請(東京都の場合)

☆国民健康保険や健康保険の自己負担分を助成してくれる制度です。

  • お住まいの市区町村
  • 病院などで保険証を提示する際に、マル乳医療証を提示します。
  • 乳幼児の健康保険証の写し
  • 保護者と配偶者のマイナンバーの分かるもの
  • 保護者の本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)

⑥018サポートの申請(東京都の場合)

☆都内に在住する18歳以下の子どもに対し、1人あたり月額5,000円の支給が受けられます。

  • 東京都(電子申請が便利です)
  • 申請者の本人確認書類(マイナンバーカードなど)
  • 申請者と子どもの家族関係を確認できる書類(保険証や住民票など)
  • 振込口座を確認できる書類(通帳やキャッシュカード)

まずはざっくりこのあたりでしょうか。

各自治体によって必要な書類などが異なる場合もありますので、事前に確認をとっておくと、より安心ですね!