最近、どうも、芸能人などの名前が出ない事があるので、脳の使い方についての本を読み
漁っていますが、その中で「疲れない脳」の作り方という脳神経外科医の築山節さんの著
書に面白いことが書いて有ったのでご紹介します。
アリとキリギリスの話にあるように、アリは働き者と言うイメージがありますが、
実際には、集団の中の一定数、実際に遊んでいるアリがいるとのこと。
その割合が、100匹のアリのうち20匹(20%)は、よく働き、60匹(60%)が普通に働き、
20匹(20%)が全く働かないアリとなっているとのこと。
所謂、2:8の原則とよく言われている様相を呈しているとのこと。
更に、その、働かない20匹のアリをそのグループから取り除いてみると、残った80匹の
うち、16匹(20%)が良く働き、48匹(60%)が普通に働き、16匹(20%)が全く働かない
アリになるとのこと。
ですから、よく働くアリ、普通に働くアリ、全く働かないアリ、この比率は常に「2:6:
2」となる。そこで、よく働くアリばかりを集めて調査したところ、調査開始後まもなく
数パーセントのアリは遊び始めたそうです。つまり、働かないアリを根絶するのは不可能
で、どんなアリの集団にも必ず働かないアリは、一定数存在しているとのことです。
と、先日、この会話を学生時代の集まりで話をしたところ、働かないアリには、働かない
理由があるとの意見が出た。流石、水産大卒業なので、生き物に関してはうるさい・・・。
彼曰く「働きアリばかりだと、働きすぎて体を壊したとき、その、怠けていたアリが出て
きて働くようになるんだよ」とのこと。来たるべき時の為に体力を温存しているんだよ。
と、説得力があるようでない様で・・・。真偽のほどは分かりません。
しかし、会社の中でも同じようなことが繰り返されて成り立っているので、この法則をう
まく使っていかないと、と、改めて勉強になりました。