11月下旬に仕事の関係で与論島(よろんじま)に行ってまいりました。3泊4日で、思いっ切り雨の中、鹿児島空港から与論空港に雨雲の中に突っ込みやっと着陸してからが与論の旅の始まりでした。
皆さん『めがね』と言う映画をご存知でしょうか?
それは、都会からとある島にやって来た女性・タエコが、滞在する宿の主人・ユージや、島の高校教師・ハルナ、タエコを探しに島に来たヨモギ、そして毎年春に島に来ては、少し変わったかき氷屋をしているサクラとのふれあいの中で、固く閉ざしていた心を解きほぐしていくストーリーとなっています。「何が自由か、知っている」をキャッチコピーにして、2007年に公開。主演は小林聡美、監督は萩上直子が務めました。そのロケ地が「日本で一番美しい浜辺」と言われているところ、この与論島なのです。
映画を見てから、一度は行ってみたいと思っていたのですが、そこの出身の方と、この4年ほど前からご縁があり、「必ず行く!」と、宣言していました。
映画の中での「黄昏れる事が出来る特技」「人とのふれあいの中で心がほぐれていく心地よさ」などに、島に行って、是非とも直に実感して見たかったのです。しかし、台風とコロナの影響で3年も延び延びになっていました。
しかし、この季節はどうもスカッと晴れることなくほぼ雨降りで、結局薄曇りが出た時に少しの時間だけ「与論ブルー」を味わい、百合が浜を歩くことで素晴らしい海を味わいました。お天気が今一だったので「黄昏れる」事がなかなか難しく残念でしたが、島の方達のあたたかいお気持ち、お心使いは、ゆったり感はホントに、映画の中の様で癒されまくりました。色々な話をしながら黒糖焼酎を一緒に飲む機会を頂き楽しかった思い出ばかりです。勿論、来年の夏にリベンジを誓って帰宅しました。お世話になりました。ありがとうございました。