今年も山椒の時期がきましたね。

ここ数年、春になり暖かくなるにつれ、人間も忙しくなり「キンカンの甘露煮・山菜採り・筍堀り・山椒の実採り」といった行事を今年も一つずつ実施してきました。

今年は特にキンカンも豊作で甘露煮がたくさんできました!最初に実を茹でるので、種までやわらかく丸のまま頬張ることができるので最高に幸せな気分になりますよ。焼酎と合いますね…。

山菜採りも、筍掘りも山椒の実を煮るのも、全て下ごしらえが大変で、下ごしらえでほぼ半分以上は終了している様なモノですからね~本当に、手仕事ですねぇ。

また、今年は筍も豊作で「表(おもて)の年」と言って、とんでもない巨大なモノが多かったので、茹でて灰汁取りをするのに凄く時間がかかりました。ちなみに…不作な年を「裏(うら)の年」と言うらしいです。煮物も炊き込みご飯もたっぷりと堪能しました。

先日は、山椒を下処理して例年通り「ちりめん山椒」を手作りしました。

買っても大した金額ではないですが、枝から切り落とし、細い枝から実をとり洗って、茹でて、ジャコと日本酒と醤油とみりんでじっくりと炒り煮して、最後にバットに干して…といった手間をかけている時間が何とも毎回、贅沢な時間を過ごしている感じがして、とても豊かな気持ちになりますね。とても美味しいですよ。

オマケに自分で作ったちりめん山椒をちびちびとつまみながら、しみじみと日本酒を頂ける幸せを感じるのでした。これからは梅酒と梅シロップですね!