この春から、入社であったり異動であったりで、新しい職場でお仕事をされている方もいらっしゃると思います。
今回はそんな職場にある身近な危険について注目したコラム記事となります。
その中でも、オフィス内で実際にあった事例と対応策をいくつかご紹介したいと思います。
歩行中にLANケーブルに足をとられ転びそうになった
→対策:LANケーブルを床下に潜らせる。モールを設置する。
入退室にあたり、ドアを開けた際に反対側にいる人とぶつかりそうになった
→対策:反対側の様子が分かるように小窓をつけるか、扉に注意書きを貼る。
棚にあるファイルを取ろうとした際に、その上に横積みされていたファイルが落下してきた
→対策:ファイルは崩れないように縦置きにする、無理に置かない、書類整理は定期的に行う。
・・・どこのオフィスでも起こりそうな事案ですね。
また、これから梅雨に入ると、廊下が滑りやすく転倒の危険もありますので、傘袋を設置したり、マットを敷くというのも対策になります。
さらには、設備不良が火災につながる事例もいくつかご紹介します。
・延長用電源タップにタコ足配線で3つの電源タップが接続されていたことにより、定格以上の電流が通電し、ぼやが発生した
・長時間使用していない机にホコリがたまり、電源タップが焼損した
などなど、定期的な点検や清掃を怠っていると、火災にもつながる恐れがありますので、注意が必要です。
オフィスという一見、危険リスクがなさそうな空間にも危険は潜んでいますので、今一度、皆様の職場でも、点検・整理整頓をされてはいかがでしょうか。
また、今回ご紹介した事例のように、オフィスで業務中ケガした場合も「労働災害」になります。
労災についてお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
【参考サイト】